スローでロハスな不妊治療★すし太郎日記

両側卵管閉塞でFT手術後に体外受精。1周期で妊娠したけど子宮頸管無力症で18週に流産でした。中期流産を経て妊娠して娘を出産、そして、二人目体外受精の挑戦を記録したブログです。

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フランスに一人ものすごく仲のいい友達がいる。東京にいたころ知り合った10歳年下の弟(息子のという言う方が近いか・・・)のような友達のPくん。フランス―日本ということもあって、連絡はいつもインターネットでのチャットなので流産以来オンラインにしていない私はしばらく疎遠になっていた。


1ヶ月ほど前、「ずっとオフラインになってネットしてないみたいだけど、元気なの?」っていう内容のメールが届いた。連絡の来た人には流産のこと話していた私は、原因や一か月以上経って今はずいぶん元気になったことなどをあまり感情的にならないように説明して返信した。すると、こんなメールが返ってきた。


メール
ずっと元気だと思い込んでいて、連絡取っていなくて本当にごめん。知っていたらもっとできることもあっただろうに。こんな時にそばにいて二人をサポートできなくて本当に悪く思っている。何もできないかもしれないけど、一緒にいてあげれたらと心から思う。時間が経って元気になったと言っていたけど、これからも時間が経てば元気になっていくかもしれないけど、近いうちに日本に行くので。できるだけ早く日本に帰れるように努力するから。あともう一つ。頑張って話さなくていいからね。話したかったもちろんらいつもで聞くけど、赤ちゃんを失ったっていうことだけで十分悲しみが分かるから。二人が乗り切れること祈っています。




それから一か月。相変わらずオフラインのままの私のところに、今度は国際電話がかかってきた。最初は他愛もない話をしていたが、やっぱり心配していたようで流産の話になった。そして、連絡はしていなくとも、毎日二人のこと思っているから、迷惑だなんて思わずに、吐きだしたいことがあったらいつでも連絡してくれと言ってくれた。


そんな言葉に元気になった私は、パートナーのEちゃんのこと気にかかっていたので何気なく元気か聞いた。二人もそろそろ子作りを始めようと言っていたし、二人はまだ28歳と26歳だから、もしやもう出来てるかも音符なんて思って。そしたら意外な答えが返ってきた。



「今月末入院するんだ。不妊検査を受けていたら卵巣に腫瘍が見つかって、今のままでは妊娠が望めないから。すごく赤ちゃん欲しがっていたら最初はすごく落ち込んでいたけど、今ようやく前向きになってきているよ。手術がうまくいくといいんだけど・・・」



謝らなければいけないのは私だった。彼のことばがそのまま浮かんできた。



ずっと元気だと思い込んでいて、連絡取っていなくて本当にごめん。知っていたらもっとできることもあっただろうに。こんな時にそばにいて二人をサポートできなくて本当に悪く思っている。何もできないかもしれないけど、一緒にいてあげれたらと心から思う。


自分のことで手がいっぱいで、人のことを考えていなかったなぁ、余裕もなかったなぁってすごく心が痛んだ。自分だけがつらい思いをしていると思っていた。どうして、私だけがこんなことになるんだろうって。そして、連絡を取らずいて、人の悲しみを放ったらかしにしていた自分が本当に小さく思えた。私だけが、私だけが・・・って。


でも違うんだ。


みんなにこにこ笑っているけど、ほんとうはいろいろなことを抱えて生きている。町を歩いていると、みんな幸せでいいななんて思って眺めているけど、本当は人それぞれ歯をくいしばって頑張っている。辛くて泣きたくても、にこにこ笑って、そして、人のことまで思いやって励まし生きていく。


ほんと生きているうちに毎日いろんなことが起きて、ほんとうに何もない日なんてない。一寸先は闇なんていうけど、何が起こるかなんてわからない。それが人生のルールだ。


私なんて、去年の今頃、私が卵管が詰まっていて、そのあと体外受精して妊娠して、しかも流産するなんて思っておもいなかった。こんなことが半年の間におこるなんて予想もつかなかった。でも、人生やーめたって出来ない。生きていかなきゃならない。なにが起きても生きていくんだなぁって思う。嫌なことが起きるのが嫌なんていっていたら生きていけないし、いやなことがあるからいいこともある。そりゃ、流産なんていやだけど、私の命もせっかく天から授かった命の一つだし、大切にしないといけない。自分のこと大切にできないのに他人のことや自分の子供なんて大切にできない。そのためには、生きているって素晴らしいって言えないといけないんじゃない?一人だと立ち直れない悲しみも友達がいることで乗り越えられたり、一人だとちっぽけに思える幸せも分かち合う人がいることで2倍にも3倍にもなる。何かが起きるたびに、よかったなって。こんないいこともあるんだねって、人生捨てたもんじゃないって言いたい!




私たちは悲しみや苦しみの中で幸せになろうと何かをつかみながら前に進もうとする。そして進んでいくたびに何かにぶち当たる。でも、また進み続ける。時間は待ってくれない。ずっと同じペースで流れていく。これも人生の厳しいルールだ。



人生のルールについて話しながら、私とPくんはこんな言葉で会話を締めくくった。




「私たちは負けはない。なぜなら勝つまでやるからね。」




どういう結果になるかは誰にもわからないけど、人生のルールになんて負けない。そして、人生は素晴らしいって。生きていることは素晴らしいってニコニコしながら言いたいな。










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2008/06/11(水) 19:37:03 | | #[ 編集]

不妊検査をしたからこそ、卵巣腫瘍が早くみつかったのかもしれませんね。
もしも勝ち負けがあるとしたら、私にとっての勝ちは、どのような結果になったとしても(子供が出来ても出来なくても)幸せって思えることなのかな。
2008/06/11(水) 22:57:22 | |rei #-[ 編集]

>reiさん
腫瘍が見つかったらびっくりするし、いやだけど、放っておいたら大変だもんね。みつかってよかったです。あとは手術がうまくいってくれればなーって思ってます。

ほんと幸せって思えることが一番の幸せだね~。

2008/06/12(木) 10:45:02 | |ぱんだまま #-[ 編集]
ありがとうございます。
ネットサーフィンをしていて偶然拝見しました。

先月末、7w6dで完全流産をして、元気にはなってきたものの、どこか空虚な気持ちがありました。

勇気もらいました。
ありがとうございます。
2014/08/19(火) 18:12:59 | |えみ #-[ 編集]
Re: ありがとうございます。
>えみさん
4年越しの返信になります。辛いときにコメントを書き込んでいただいたのに、こんな遅い返信になりほんとうにごめんなさい。4年がたち、心の傷も少しは癒えているようにと祈っています。小さな命が訪れ、そしてそんな小さな命が去るときに、命の尊さというか重みを感じさせられます。辛かった経験を乗り越え、えみさんがますます輝いていらっしゃることと思います。遅ればせながら、辛さを共有していただいてありがとうございました!
2016/09/06(火) 19:33:06 | |ぱんだまま #-[ 編集]
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