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スローでロハスな不妊治療★すし太郎日記

両側卵管閉塞でFT手術後に体外受精。1周期で妊娠したけど子宮頸管無力症で18週に流産でした。中期流産を経て妊娠して娘を出産、そして、二人目体外受精の挑戦を記録したブログです。

今期の体調は調整の甲斐もあって万全ナイスホルモンの状態も基礎体温も安定しており、内膜も順調に厚くなって排卵当日では13-4㎜程度ありました。でも残念ながら蘇生がうまくいかずキャンセル。こういうことってあるんですね・・・でも思い当たる節もあって、実は想定外の大きなショックはありませんでした。採卵時期に感じた細胞の生命力の弱さが気になっていて、ちょっと今回の受精卵には自信がなく自分でもどこかで次の採卵に向けて心の準備をしていた節があります。もちろん普通にがっくりはしてますが汗; このまま次期の採卵に向けて体調を維持していければな、していこうかな、しなければ…と考えていますニコニコ。 横向き

今回の失敗で大切な情報を培養士をはじめY先生からも聞いてきたので、きっと皆さんの何かの役に立つと思い記録として報告しますねbikkuri01 失敗しても活かしていかないとせっかくの失敗が無駄になるのは、ちょっともったいなすぎますよね?一歩ずつ一歩ずつ…肉球







移植予定:2009年5月(39歳11カ月・流産後約13ヶ月)
排卵後高温期5日目に移植予定⇒蘇生がうまくいかず移植中止。極わずかな可能性にかけて、瀕死ながらも分割を続けている胚盤胞を戻すこともできましたが、経済的な負担、そして、可能性のあまりの低さに思い切って中止とすることにしました。


5日目拡大胚盤胞の蘇生の経過
朝11時の時点でロング法で採卵&培養&凍結した胚盤胞を2個解凍し蘇生確認。あんまり状態はよくないものの移植できるという連絡を受ける。ただし、良好ではないので2個もどすかどうかを考えてきてくださいと言われる。この時点では少なくともどちらかは移植できるとの判断だったようです。そして午後3時病院へ。状態を確認して移植する予定でしたが、途中で状態が予想より悪く、移植するかどうかのために説明を受けるという状況に変わっていました。

ハッチング寸前の2個の拡大胚盤胞を凍結。凍結前は二つとも初期胚の状態ではG1とG2という良いグレードで胚盤胞としてもグレードはかなり良いと聞かされていました。そして今期移植のため融解しましたが、変性がひどく採卵周期に見せてもらったハッチング寸前の大きな状態からは一回りも二回りもしぼんでいるような感じでした。そして褐色に変色している部分があって細かいことは置いといて専門的に分からずとも、見るからに生命力のない感じが伝わってきます。今まで見たことない胚盤胞の状態でした。これをみたら、今まで見せてもらっていた自分の胚盤胞は十分元気だったんだなと改めて実感しました。でも見た目だけでは判断できないのが不妊治療のツボ…うーん悩ましいですね困りパンダ




凍結胚の質の見分け方
2分割、4分割、8分割と分割が進むにつれて増えていく割球とよばれる小さな細胞が胚盤胞になると200~300程度にまで増えて「内細胞塊」とか「内部細胞塊」と呼ばれる部分(のちには羊膜と胎児に分化)と「栄養外胚葉」と呼ばれる部分(のちに胎盤)になるそうなのです。一つはその内細胞塊の5分の4程度が、もう一つは全部が死んでいた(←変色して変性していた)ようです。変性してしまった部分は最終的には外膜の中に残り、胎芽の形成自体には影響ないらしいですが、ここがどんどん増殖して大きくなり、外膜を内から押し破り、受精卵の中身が孵化して着床するという仕組みなので、ここが分割をして増殖しないと飛び出せずに妊娠も成立しなくなるようです。

なので、内細胞塊が死滅した細胞は妊娠できない受精卵となりNG。もう一つの一部が生き残っているものに関しては生き残った細胞が再び分割を続け胚盤胞を形成することは可能なそうです。ただし、この状態からハッチングするまでの状態に再度分割して到達するまでには時間(約5日)がかかります。私の胚の場合生き残った細胞が再び分割を始めて4分割程度の受精卵のような状態でした。順調に成長して胚盤胞となりハッチングして妊娠する可能性も確かに細胞が生きている限りゼロではないとえぇ ちょっとびっくりですよね~。でも、通常通り胚盤胞を万が一形成したとしても、そのころには内膜が既に高温期10日目の状態で受け入れる子宮側のタイミングからは外れてしまいます。しかも蘇生がうまくいかないということは受精卵事態の生命力が劣っている場合も多いので5日目で胚盤胞になる確率は低い。そうなると、変性部分が5分の4のもう一つの受精卵も総合的に考えて妊娠する確率は限りなくゼロに近い(←10%なんて望めないと言ってました)という判断でしたsn ちなみに、この状態の胚を戻して仮に妊娠したとしても胎児の健康や発育にはなんの影響もないそうです。


内細胞塊の部分は、死ぬとそれまで透明だった各細胞が褐色に変色し、黒コショウの粒(黒いほこり?)のような感じに見えます。なので、写真でみた融解胚は、外膜の中に、小さくしぼんで黒くなってしまった割球の死骸が映っていたことになります。変性胚を映像でみるとかなりさみしいものですえーんまさしく瀕死な感じです…変性部分が50%を超えると妊娠は難しいといわれていると説明を受けました。逆に蘇生がうまくいったものはこうした変色部分がすくなく、透明でぷりぷりとしています。



電球初期胚や胚盤胞の各部分の名称や状態など分かりにくい方は受精卵のグレードを説明したブログを読んでもらうと分かりやすいので詳しく知りたい方はこちらへどうぞ



考察
今回の最大の原因は採卵方法だと思っています。やはり採卵方法が卵の質に大きく影響するという良い例だったように思います。ショートとロングでそれぞれ1回ずつ採卵していますが、この卵はロング法です。この凍結胚だけでなく、ショート法の受精卵とくらべて分割スピードが全体的に多く、胚盤胞達成率も低かったので、私の体質にはロング法があってなかったように思います。ショートでは受精率がロングにくらべて低く、ショートでは受精率55%、ロングは80% ただし胚盤胞達成率はショートでは7個中6個で約85%、ロングでは7個中3個で約40%私の場合ですが受精卵の生命力はショート法の方がありそうですよねkao01


あと凍結段階ですが、Y先生も言ってたけど、胚盤胞も段階が進めば進むほど蘇生が難しくなるようです。分割細胞の数が増えるほど複雑になり再生するのは難しいと。胚盤胞の中でも初期胚盤胞と拡大胚盤胞では蘇生率かなり変わるので、胚盤胞なら初期段階のほうが蘇生率は良いようです。今回は初期胚でのグレードが高かったので後期段階まで培養したようですが、そこが大きな敗因だったのでは?と勝手に思っていますが・・・

ショートの時は、桑実胚で余剰胚を凍結しました。そして蘇生してからほとんどの受精卵が胚盤胞に育ってくれています。桑実胚の蘇生率は初期胚と比べても低いものではなく、ある程度弱い胚は選別できるし、培養液というストレス環境に長時間さらさずにすむし、某有名不妊クリニックのセン○マザーでも桑実胚での凍結を勧めているとか…次回の採卵の時は桑実での凍結をお願いしようかなと思っていますが、採卵数にもよりますよね。凍結時期が次回の採卵の大きな課題と思っています。(採卵方法は先生とも一致でショート法に決まりました!)


後は凍結技術です…クリニックによっても随分差がありますが、ここは未知です。結果から考えるしかなくてある程度信頼するしかないですね。でも保存方法はクリニックによっても随分差があるとおもうし、今まで気にしていませんでしたが意外に対策や戦略を立てるうえで大事だな~と思いました!それによってはお願いする凍結段階が変わってくると思います。例えば、私の通っているクリニックでは、体外受精の技術は高いと評判ですが費用が全般的にかなり安く抑えられています。それにもちゃんと理由があって、凍結胚の保存方法でコストを削減しているようです。初期胚~桑実胚は3個で一つのプレートに、胚盤胞も2つで一つのプレートに保存するようです。再凍結はしてくれますが、胚盤胞を一つずつ保存していないので複数個戻せない場合はせっかくの胚盤胞が無駄になることもあります。



せっかく頑張って採卵した受精卵ですが残念な結果になり悔しいですが、これでロング法は合わないということがはっきり分かったのでそこはよかったと思っています。私には瀕死の胚盤胞を戻す方が勇気が要りました…(笑)




電球IVF1コース目の採卵結果は別のブログで紹介しています。興味ある方はコチラこちらへ
電球IVF2コース目の採卵結果は別のブログで紹介しています。興味ある方はコチラこちらへ
電球IVF1コース目の凍結胚の結果は別のブログで紹介しています。興味ある方はコチラこちらへ




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